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アナタはどこで見る?長崎くんち!見どころいっぱい完全ガイド

長崎くんちは、今では全国的に有名なお祭りですよね。

 

くんち期間中には、全国各地や海外からも多くの見物客が足を運び、長崎市内はお祭りムードで賑わいます。

 

毎年踊り町が変わり、その年ごとの見どころがある長崎くんちのなかでも、今回はコッコデショと庭見せをフォーカスしてご紹介します。

 

長崎くんちの一番のハイライト!コッコデショってなんデショ?

コッコデショは、長崎くんちの奉納踊りのひとつです。

 

このコッコデショはとにかく迫力があり、会場で見た人はみなさん大絶賛する人気の奉納踊りです。

 

コッコデショの意味は、「ここでしょう」「ここですよ」という意味からきているという説があります。

 

「ここでしょう」はいったいどこなのか気になります・・。

 

コッコデショは以前、樺島町だけが奉納していたので7年に1度しか見ることができませんでした。

 

ところが2016年からは上町が初披露したことで、樺島町とは違う新しいコッコデショを楽しむことができるようになしました!

 

本番で担ぐ神輿は「太鼓山(たいこやま)」と呼ばれ、総重量はなんと約1トン!

 

神輿には巨大な四角い座布団形の飾りが施され、太鼓が乗っています。

 

披露するときには、神輿の上で太鼓をたたく「太鼓山」と呼ばれる4人が乗った状態で担ぎます。

 

担ぎ手は36人で主に若い衆(10代後半~40代前半まで)が中心になって担ぎますが、その様子は豪快で迫力満点!

 

太鼓山を勢いよく回したり、上に投げて受け止める演技、男たちのかけ声と観客のかけ声が会場に響き渡ると、熱気は最高潮になります。

 

観客のなかには迫力に圧倒され、救急車で運ばれる人もいるそうです。

 

ここまで男性中心に披露することをお伝えしてきましたが、コッコデショには女性の参加制限があるんです。

 

女性は神輿を担いだり、乗ってはいけないという決まりが言い伝えられてきました。

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そこで女性たちは、神輿の太鼓山部分から四方に垂れ下がるちりめん布の飾りを描き、くんちに参加しています。

 

男性のそして女性の魂のこもった迫力あるコッコデショは、見る価値アリアリですね!

 

なんと2018年には踊り町の中に樺島町が入っています!

 

もちろんコッコデショが披露されますよ。これは見逃せませんよ!!

 

長崎市内がお祭り一色♪くんち期間中は「庭見せ」もオモシロい!!

「庭見せ」とは、長崎くんち当日より前の10月3日に各踊り町がくんちに使う演(だ)し物、傘鉾(かさぼこ)、衣装などを披露することです。

 

長崎くんち本番前の一大イベントとも言われていますよ。

 

庭見せは町を訪れる人々へ向けて「稽古も仕上り、奉納準備も万端!今年のくんちで私たちの町はこの衣装を着てこの演し物を披露します」というご挨拶・お披露目にあたる行事です。

 

お店や家々の扉や窓を開け放ち、通りから家の中が見えるように演し物、衣装、御花などを飾ります。

 

庭見せ当日、踊り町は朝から大忙し!

 

準備が終わって庭見せが始まるのは夕方から22時ごろまでで、その間は町中がたくさんの人で賑わいます。

 

くんちを心待ちにする会話が飛び交い、いよいよくんち本番!と気持ちが高まる行事ですよ。

 

もちろん地元の人だけでなく観光客や毎年くんちを楽しみにしている人も足を運ぶことができます。

 

くんち本番よりも一足先に演し物や衣装を見ることができ、本番前の町の雰囲気・情緒が味わえる庭見せも見どころのひとつですね。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

コッコデショも庭見せも内容や意味を知ったうえで見ると、また違った目線で楽しむことができますよ。

 

毎年踊り町が変わり、その年ごとのくんちの色が生み出されます。

 

今年は樺島町のコッコデショがありますので、この記事を参考に注目して見てみてはいかがでしょうか。

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