植物を植えるなら春!と思われる方も多いかもしれませんが、秋に植えると夏の厳しい日差しや虫など、作業を妨げるものが少なく、野菜作りには適した時期といえます。
実りの秋、食欲の秋と食べ物がおいしい季節。
野菜に果物、いろいろな物が食べたいですね!
秋に始めるのにおすすめの野菜は、ホウレンソウやコマツナ、ニンニクやラディッシュなどがあります。
種から植えてもいいのですが、初心者の場合はある程度育った状態で収穫がしやすい苗から始めると失敗が少ないでしょう。
苗から植える場合すでに育った状態なので、良く育つかどうかを見分けるのも重要なポイントです。
店頭に並んでいるからといって、元気に育つかどうかは苗の状態によっても変わってきます。
そのため、病気や虫食いの後がないものや葉と葉の節の長さが短いものや茎が太くしっかりしているなど、ポイントを押さえて見分けていきましょう。
中には売れ残って長く置かれている間に肥料切れを起こしている苗もありますので、新鮮な苗を選ぶようにしてください。
ベランダガーデナー必見!秋植えの野菜向けプランターの選び方!
野菜を育てるには畑で育てるか、ベランダなどを利用してプランターを使って育てるか、の2通りに分かれますが、畑を作るほどの土地がない場合がほとんどではないでしょうか?
そういう場合にはプランターを使う方法が手早く始められます。
野菜作りを始めるためのプランター選びは、育てたい野菜の種類によってサイズを選ぶ必要があります。
野菜の成長にあわせて根もしっかりと伸びるサイズのプランターを用意しましょう。
秋植えの野菜でホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜の場合には、深さ25cm程度ある長方形の一般的なプランターで、育てる野菜の株数に合わせて幅を選びましょう。
根野菜の場合には根が伸びやすいように、大きめで深型の丸形や四角形のプランターを選ましょう。
プランターの材質はプラスチック製がサイズの種類が豊富です。
その他にも素焼きやテラコッタ、麻袋などの種類がありますが、土を入れることによって重くなることを考えて耐久性も考えておきましょう。
日当たりなどの都合でプランターを動かす可能性がある場合など、栽培する条件に合わせて使い勝手がいいものを選びましょう。
待ちに待った秋がキター!さあ野菜の植え付けを始めよう!
秋植えの野菜の植え付けを始めるために、種や苗、プランターや土、肥料など、葉物野菜を作る場合には、虫よけ用のネットなどを用意しましょう。
初心者にも育てやすい野菜として、葉物野菜の中でもっとも暑さ寒さに強いコマツナの育て方を紹介します。
コマツナは種をまいてから収穫まで30日前後で早く収穫ができます。
種付けの時期は2~11月と長く、ほぼ一年中栽培できますが、旬の時期である冬にはしっかりとした株に育ちます。
コマツナの発芽温度は15℃~35℃でおよそ3日で芽が出て、成長も早いので葉が混み合って来たら間引きをしましょう。
間引いたコマツナも新鮮でやわらかいので、捨てずにサラダなどにして楽しんでください。
コマツナはアブラナ科の植物なのでアブラムシなどの被害に合いやすいため、秋植えでも虫よけ用のネットをしておくと安心です。
20cm程度まで成長したら、根元をハサミで切って収穫したり、株ごと根元から引き抜いて収穫しましょう。
アクが少ないため下茹でいらずのコマツナですが、育ち過ぎると繊維質が増えて固くなってしまうので、早めに収穫をしてください。
まとめ
スーパーで一年中野菜が買えるため、野菜の旬の時期がわかりにくくなっていますが、秋植えの野菜には、冬の食卓にありがたい葉物野菜が多く、植え付けをしてから比較的早く収穫できるものが多くなっています。
旬の食べ物は栄養価が高く、すぐに収穫ができる手軽さもうれしいですね!春だけでなく、秋にも植えられる野菜をどんどんと作ってみてください。