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医療事務の資格を取りたいと考えている人は、どの方法で資格取得を目指そうか悩みますよね。
独学は続きそうにない・・でも通学する時間もない、通信は質問ができるか分からない、とライフスタイルや自分の性格などからベストな勉強方法を決めかねている人も多いと思います。
今回は、ライフスタイルや性格別に医療事務の資格取得方法をご提案します。
医療事務資格の取り方は3パターン
医療事務の資格取得を目指そうと思うきっかけは、人それぞれですよね。
過去の経験による憧れや、就職・転職のため、スキルアップなどが挙げられるでしょう。
ある方は、幼少期に病院にかかり、そのときの受付のお姉さんの優しい対応が忘れられず資格取得を決意しそうです。
医療事務の資格を取りたいと思う方の中には、年齢の問題や今働いている職場の事情などから、なかなか決断できない方もいらっしゃるのが現実です。
どのような状況にあっても、資格を取ろうという熱意があれば取ることができます!
諦める前にチャレンジしてみませんか?
資格取得方法には3つの方法がありますよ。
・通信講座
・通学講座
・独学
どの方法も勉強する内容に違いはありませんが、自分にはどれが合っているのか分かりませんよね。
そこで、資格取得方法ごとに向いている人や勉強の進め方についてご紹介していきます。
仕事と両立して取りたい人にオススメな取り方・通信講座
医療事務の資格を取ろうと思い、調べたり資料を取り寄せた中でよく目にするのが「通信講座」ではないでしょうか。
通信講座も講座によっては最短1か月で資格取得できるものや3か月・半年かかるものもあります。
会社に勤めながら資格取得を目指すとなると、時間の都合がつかないこともあります。
夜間に行われている講座に通おうとしても、残業や教室までの移動時間によっては諦めざることもありますよね。
そんな方には、ライフスタイルや時間の縛りのない通信講座がピッタリではないでしょうか。
通信講座の勉強は、送られてきた教材をもとに進めていきます。
教材の中身は、テキスト・課題・診療報酬の点数を調べる点数表があります。
テキストを読み進めながら、ページごとに点数表を照らし合わせていくと良いでしょう。
この点数表は検定試験の時も持ち込み可能です。
各項目の点数を覚える必要はありませんので、どこに何が書いてあるか把握しながら勉強を進めていきましょう。
自分のペースで勉強を進められるので仕事をしている人や家事、子育て中の主婦にも人気な通信講座。
勉強もテキストに沿って進められるので、ポイントが押さえられ無駄がありません。
しかし自分でテキストを読み進めていく勉強法なので、勉強を進めるうちに自分は医療事務の基礎知識や診療報酬について十分に理解できているのか、疑問を感じる方がいるのも現実です。
講師の話を聞いて学びたい人におすすめな取り方・通学講座
通学講座で医療事務の資格取得を目指す一番のメリットは、講師の生の授業を聞きながら勉強ができるところでしょう。
講師など、誰かに教えてもらうことは安心感にも繋がります。
クラスも少人数で構成されていることが多いので、わからない部分はその場で講師に質問して解決できる安心感があるのも通学講座のメリットではないでしょうか。
また講師から直接教われるので、医療事務の業務以外にも患者さんへの対応や接遇マナー、電話対応なども学ぶことができますよ。
通学講座では医療事務の基本的学習も行いますが、資格試験の対策を踏まえた講義が受けられます。
試験前には試験対策に集中したカリキュラムが組まれているところもあるので、通信講座や独学よりも合格率が高くなります。
一方で医療事務講座の学費は、通信講座や独学と比べると比較的高額な場合が多いです。
合わせて授業に出席する時間を確保しなければなりません。
仕事や家事・子育て中の方にとって両立が難しい場合もあります。
夜間講座に通いたいと考えた場合でも、仕事終わりに通うという時間的制約が出てしまいます。
これら通学講座のメリット・デメリットを踏まえて、選択する必要がありますね。
自分でコツコツと医療事務の資格を目指す取り方・独学
本屋さんの資格試験向けの棚には、医療事務関連の本も多く並んでいますよね。
医療事務の資格を持っている方の中にも、未経験から独学で勉強し試験に合格した方もいらっしゃいます。
医療事務は専門的知識を必要とする仕事です。
一人で勉強して資格取得を目指す場合に必要なことは、計画的に学習を進めることでしょう。
独学での医療事務の資格取得に向けた手順の一例をご紹介します。
1、受験する資格試験を決める
医療事務資格にはメディカルクラーク(医科)、診療報酬請求事務能力認定試験(医科)、医療事務管理士(医科)など、多くの種類があり、全て民間資格です。
資格内容も診療報酬請求事務(レセプト)に特化したものや、接遇マナーも含めたものなど様々ですよ。
2、受験する資格試験の出題内容に応じた教材を探す
資格試験ごとに教材が販売されています。本屋さんで取り扱っていない場合は、ネットで検索して手に入れることもできますよ。
3、試験日を確認して、学習スケジュールを立てる
独学ではこの学習スケジュールが重要です。試験日から逆算して余裕を持ったスケジュールを立てると良いでしょう。
4、スケジュールに沿って学習を進める。
あとは学習を進めるのみ!試験日が近づいてきたら、実際の過去問なども解くと傾向が分かり、自信にも繋がりますよ。
5、受験本番
資格試験は会場受験の試験を選びましょう。資格によっては自宅受験可のものもありますが、自宅受験では就職時に評価されないこともあります。
独学の場合は自分自身との戦いでもあります。
多くの医療事務資格取得の講座や、実際に独学で資格を取得した方からは独学の方法はあまりおすすめされていないのが現状です。
医療事務の資格を取得したあとは・・
医療事務の専門的な勉強をして念願の資格を取得した後は、医療事務の職に就きたいと考える方がほとんどだと思います。
医療事務の求人は比較的多く、転職にも向いている仕事だと言われます。
人気の高い職業でもありますので、求人の倍率も高いでしょう。
また採用にはどうしても資格や経験の有無が重視される場合が多いです。
資格はあるが医療事務で働いた経験がない場合は、やる気はもちろんですが、医療という命に関わる仕事だという点を意識して臨みたいという姿勢を面接でアピールすると良いでしょう。
医療事務の仕事に就くことができた後も、医療事務の勉強を続けることが必要です。
診療報酬は定期的に改正されます。そのときは改正点を確実に把握しましょう。
そしてできれば他の医療事務資格(例えば医事コンピューター技能認定試験など)にもチャレンジすることをおすすめします。
資格は自分のスキルアップやモチベーションのアップにも繋がります。
資格試験にチャレンジすることは、職場から見てもやる気のある人材と評価されるでしょう。
まとめ
医療事務は専門的知識を必要とします。そのため資格試験によっては合格率が低いものもあります。
ですが、資格が取得できればその後の就職・転職・スキルアップにはとても役立ちますよ。
資格は一生ものです。自分のライフスタイルや性格から、チャレンジできそうな方法で資格取得を目指してみませんか?