沖縄でいちばん有名な農作物といえば、さとうきびですよね!
テレビでもよく、ススキに似たさとうきびの花(穂)が畑一面に咲く様子を見たことがある方も多いはず!
さとうきびは沖縄の方言で「ウージ」と呼ばれます。
沖縄県でもっとも多く収穫される農作物として、昔から人々に愛されてきました。
せっかく沖縄旅行に行くなら、ぜひさとうきび畑へ足を運ばれることをおすすめします!
今回は、畑一面にさとうきびの花が咲くベストなシーズンと、さとうきびを食べることができる場所をご紹介します。
沖縄観光に行くなら、絶対に体験してほしい、取れたてのさとうきびの味見についても紹介します!
沖縄のさとうきび畑のベストな時期っていつ?
キラキラと輝くサトウキビ畑が見られるのは、収穫の最盛期にあたる1月から3月ごろです。
この時期になると、沖縄のあちこちでさとうきびの花が咲き、畑一面が銀色の世界に変わります。
さとうきび畑に訪れたい方は、この時期を狙って沖縄に行かれるのがベストでしょう。
さとうきび畑は沖縄全土にありますが、特に沖縄本島中部の読谷村(よみたんそん)や伊平屋島(伊平屋島)などが一大産地として知られています。
収穫シーズンになると、トラックの荷台いっぱいに収穫したさとうきびを積んだトラックが走る光景を目にすることができますよ。
また1月から3月ごろは、各自治体がさとうきびの収穫体験ツアーを行なっています。
この時期の沖縄の気候は、一年の中で最も寒くなる季節です。
そうはいっても南国沖縄!日中は20度前後まで気温が上昇する日もあるので、日中は薄手の長袖1枚でも大丈夫です。
朝晩は冷え込むことがあるので、1枚厚手の上着があると安心ですよ。
沖縄のさとうきびを食べれる場所ならここ!
さとうきびの収穫量日本一の沖縄だったら、どこに行っても食べられると思ったら大間違いです!
では、どこに行けばおいしいさとうきびを食べることができるのでしょうか?
さとうきびの食べ方は基本的に、そのままかじるかジュースにするかの2通りです。
せっかく本場のさとうきび畑を訪れたなら、収穫されたものをかじってみたいですよね!
収穫最盛期は、地元の方が畑に出て収穫されています。
さとうきび畑のそばを通ると、1本食べてみませんか?と方言なまりで声をかけてくださる方もいらっしゃるそうです。
その場で食べやすいように皮をむいて手渡してくださいます。
このように地元の方との触れ合いも、その場を訪れるからこそ経験できる旅の醍醐味ですね!
また、沖縄の有名な農作物ですから、八百屋さんや最近では道の駅などでも販売されています。
でもお店に並んでいるのは、竹のような棒の状態。そのままかじりたい方は、八百屋さんや道の駅の店員さんに「すぐに食べたいんですが・・」とお願いしてみると、その場で皮をむいてくださいます。
ジュースとして飲みたい方は、国際通りや観光客が多く集まる場所で販売されていることが多いので、見つけやすいですよ。
他にも、沖縄県にはさとうきびの収穫体験や試食ができる施設いくつかあります。
・体験大国むら咲むら
さとうきびの収穫体験や黒糖作り体験ができます。
・オルタナティブファーム宮古
さとうきびの収穫体験や、収穫直後のさとうきびをむいて食べたり、ジュースにして味わうことができます。お持ち帰り用の黒糖作り体験もありますよ。
・琉球村
さとうきびの収穫体験と、さとうきびを使ったスイーツの試食ができます。
まとめ
いかがでしたか?さとうきびが大きく成長し収穫できる時期は、冬場の1月から3月ごろです。
その時期以外にさとうきび畑を訪れても、背の低いさとうきびや、何もない畑を見ることになります。
せっかく行くのであれば、時機を逃さず美しいさとうきび畑を見て、収穫体験や収穫直後のさとうきびを味わってみてくださいね。