実家から送られてきたけれど放っておいて気づかないうちに賞味期限が切れてしまった、また棚の奥にしまっていて賞味期限が過ぎていた、などということ、ありますよね。
今回は、油の捨て方についてご紹介します。
下水を汚さない!食用油の正しい捨て方 ペットボトル入りの油の処分はこうしよう!
使い終わった油のペットボトル容器は、何ゴミになるかわかりますか?
実は、油のペットボトル容器は、お茶やジュースなどの普通の飲み物のペットボトルの捨て方とは違うんです。
ここでは、以外と間違えがちな油のペットボトル容器の捨て方について紹介していきます。
食用油のペットボトル容器はプラスチックで作られていますが、市販されている食用油の容器をよく見ると、実はペットボトルのリサイクルマークがついていないものがあります。
容器やラベルに記載されているリサイクルマークの表示を確認しましょう。
ペットボトルマークがついてあるものであれば、よく洗って油をしっかり落とし、キレイな状態にしたものというのが条件ですが「容器包装プラスチック」として、普通のペットボトルと同じように捨てることができます。
ただし、このリサイクルマークがついていないものや、リサイクルマークがついていても油で汚い状態だと、リサイクルできませんので、普通のペットボトルと同じように捨てることはできません。
油は冷水で洗っただけでは簡単に落ちませんが、重曹を溶いたお湯で振り洗いすると、簡単に落ちてくれます。
重曹が油汚れをピカピカにしてくれることは、掃除マニアの間では有名です。
これにプラスして、水ではなくてお湯を使うとアルカリがより強くなるので、さらに油汚れを落としやすくなります。
ペットボトルは、「燃えるゴミ」として処理できる地域もあれば、「燃えないゴミ」として捨てなければいけない地域もあります。
これは各自治体によって、ゴミの処理方法が違うためです。なので、自分が住んでいる地域ではどうすればいいのかは自治体へ確認するのがベストです。
また、ペットボトルマークがついているものであっても、油の汚れがついている場合はリサイクルできないため、普通のペットボトルとして捨てることはできないので注意しましょう。
ちなみに、燃えるゴミとして捨てられる場合、油を洗い落とさなくても大丈夫ですが、まだ容器の中に油が多く残っていると危険なので注意してください。
夏場のゴミ捨て場に油が入った容器を放置すると、発熱して自然発火することがあります。
なので、まだ油が入った容器を捨てる場合は、水を入れるなどして発火しないように対策しておきましょう。
意外と知らない油の捨て方 未使用のものはどうする?
未使用のものを捨てるというのも、なんとも勿体ない気がしますよね。
その場合は、リサイクルに出すという方法もあります。
食用油は、石鹸や車の燃料、塗料などにリサイクルされます。
お住まいの市町村によっても違いますが、市で油のリサイクル回収を行っている所もありますので、
まずは、市のホームページの「ごみ・リサイクル」などの項目で廃油のリサイクルについて書かれていないかチェックしてみるといいです。
市役所で電話で聞いてみても、親切に教えてもらえます。
また、市では回収していなくても、業者さんが回収している所もあります。
ネットの検索で「天ぷら油 回収 ○○(←お住まいの県、市)」を入力すると、回収ステーションの場所が記載されているHPが見つかると思います。
大体、どこかのお店に回収BOXを設けている場合が多いので、探してみて下さい。
リサイクルに出す場合は、その回収ステーション毎に出し方が変わってきます。
大体は、使用した油なら、しっかり冷ましてから、天かすなどが入らないように漉して、容器に入れしっかり蓋をして持って行きます。
未使用の場合なら、そのまま持って行けますよね。
持って行ったら、ステーションに設置してある缶に油を移し替える場合や容器ごと回収してくれる場合もあり、その場所によってルールが違うので、しっかり確認してくださいね。
今回は、ペットボトル入りの油の処分法と未使用な物の捨て方についてご紹介しました。
これらを処分する際の参考にしてみてください。