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給食ではほとんど毎日牛乳が出されていると思います。
でもその牛乳パックって全国の学校の分ですから、全部でどれくらいになるのでしょうか。
その牛乳パックはリサイクルに回されて、どのように形を変えているのか、気になりませんか?
牛乳パックの1日の量と、リサイクルの行方、また給食の牛乳に入っているカルシウムは何で代用できるのかについても、お話ししていきます。
給食に出される牛乳パックの一日量ってどれくらい?
給食に出されている牛乳パック、どれくらいの量なのか考えたことはありますか?
全国から集めると、900万枚ほど集まります。
すごい数ですよね。
そして、その牛乳パックは洗って開いて乾かして、リサイクルされた後、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどに姿を変えます。
よくティッシュ箱の横や裏にリサイクルの文字を見かけることはありませんか?
牛乳パックは業者によってリサイクルされ、また私たちの生活で役に立つ物へと生まれ変わっているのです。
無駄にしないというのが嬉しいですよね。
学校でもリサイクルされたトイレットペーパーを使うことで、自分たちが飲み終わった牛乳パックから作られた物だと知り、リサイクルの大切さを学ぶことが出来ます。
気になる方は、リサイクル工場などに足を運んでリサイクルの様子を実際に見学してみる、というのも貴重な経験になるのでおすすめです。
子どもと一緒にリサイクルについてもう一度考え直す良い機会になることでしょう。
給食の牛乳に入っているカルシウムはあれで代用可能!?
給食に出てくる牛乳でカルシウムが効率よく取れる、ということはご存じの方が多いかと思います。
200ミリリットルの牛乳1パックあたりに含まれているカルシウムの量は227ミリグラムといわれています。
学校給食においてカルシウムの3分の2を牛乳で補っているということがわかりました。
牛乳が苦手、アレルギーがあって、という方も中にはいらっしゃるかと思います。
牛乳に頼っているカルシウムは、牛乳以外の食品で代用することは可能なのでしょうか。
牛乳以外で牛乳と同じくらいカルシウムを取ることが出来る食品を3種類紹介していきます。
1,大豆製品やごま
大豆や大豆製品は多くのカルシウムを含み、良質のタンパク質源でもあるので、代用品としてはとても効果が高いでしょう。
さらに、皆さんご存じのイソフラボンが含まれているため、骨のカルシウム量の減少を抑制してくれます。
お豆腐は、多くの大豆をつかって作られているため、癖もないですし気軽にカルシウムを摂取することが出来るでしょう。
お豆腐であれば煮たり焼いたり、冷や奴として生で食べたりと、様々な調理法があるので、取り入れやすいですよね。
2,骨付きの魚
魚は、日本人の食には欠かせないカルシウム源となる食品です。
いわしやししゃもに含まれるカルシウム量は1食あたり200グラム以上と言われています。
牛乳1パックよりも多いカルシウム量ですよね。
ポイントは「骨ごと食べられる」という点です。
骨にカルシウムが多く含まれている、ということです。
3,野菜
色のついた野菜、菜の花やブロッコリーなどの特に緑色の野菜には豊富なカルシウムが含まれています。
生で食べるのはちょっと、という方はゆでたりほかの食材ともに炒めたりなど、調理法や調味料で工夫して、出来るだけ毎日色のついた野菜を取るように心がけましょう。
いかがでしたか?
給食に出される紙パックのリサイクル法、牛乳意外にカルシウムが取れる物をわかっていただけましたか?
牛乳が苦手、という方でもほかの食材を上手く調理することで、しっかりとカルシウムを取り、栄養が偏らないように気をつけましょう。