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お花をベランダで育てている、または育てたことがある、という方は多くいらっしゃるかと思いますが、野菜も育ててみたいと思いませんか?
今回は、種まきからプランターで野菜を栽培する方法と、野菜を大きく強く育てるためのコツをご紹介します。
ガーデニングの秋☆種まきから始める野菜栽培♪プランターでも出来ちゃう~
野菜の栽培は、苗からはじめた方が手間がかからないのですが、種から栽培しはじめても、それほど大変ではありませんから、種まきから栽培をはじめましょう。
種まきから栽培をはじめると、少し手間はかかりますが、苗からはじめるのとは違った楽しみが待っています。
最初はほんとに小さい種から、数日のうちに芽を伸ばしてきます。
こんな発芽の様子を見れるのも、種から栽培をはじめる醍醐味です。
【種まきの基本的な手順】
1.コンテナ(野菜を育てていく鉢やプランター のことです)の底に鉢底石をいれて、肥料 入りの培養土 を8分目あたりまで入れます。
2.土を軽くおさえて全体をならしておきます。
3.まんべんなくジョウロで水をかけ、土全体を湿らせます。
4.種をまきます。
まき方には何種類かありますので、それはこのあとに説明します。
5.まいた種が隠れる程度の土を上にかぶせます。
6.再度、ジョウロで水をかけます。
このときは、水の勢いが強いと、まいた種が流れてしまうので水はやさしくかけるようにします。
種まきの種類には、鉢やプランター の土に直接種をまく、直まきと、ビニールポットにこわけして種をまく、ポットまきなどがあります。
ほうれん草や小松菜・水菜など、短期間で収穫できるものや、いんげんや枝豆、大根やにんじんなどは、鉢やプランター の土に種を直まきして栽培していきます。
ベランダの家庭菜園では、ほとんどが直まきなので、直まきの方法を紹介していきます。
3種類の直まきでの種のまき方を説明します。
・ばらまき
平らにならした土の上に、種が重ならないようにパラパラとまきます。
軽い種や小さい種も、まきやすい方法です。
ほうれん草や小松菜・水菜、ロケットなどの間引きながら食す野菜向きです。
丸い鉢を使うなら、この方法が便利です。
・すじまき
棒などを使って、土に深さ1cmくらいのすじの溝をつけます。
その溝に重ならないようにして、種をまいていきます。
ほうれん草や小松菜・水菜、にんじんなどに向いています。
横長のプランターを使って栽培するなら、この方法が便利です。
溝は1本、または2本平行につけるようにします。
固形タイプの肥料 を追肥で使うときには、溝と溝の間に使えば肥料 が均等にいきわたるので、追肥作業も簡単にできます。
・点まき
丸い瓶や缶の底を土の上から軽くおしつけて、深さ1cmくらいの穴をつくります。
穴1か所につき、3~4粒の種をまきます。
いんげんや大根、かぶ、ラディシュなどの、比較的広い株間が必要な野菜に向いています。
必要な株間を空けて、鉢の中数か所に種をまく方法です。
秋から始める野菜栽培♪大きく強く育てるためのコツとポイント教えます!
野菜は日当たりと風通しが良い場所を好みますが、根っこから栄養分や水を吸収して大きく生長していくので、どのような土を使って育てるかが種撒きや苗を植え付けた後にとても重要になってきます。
土と一口で言ってもいろいろありますね。
手で触るとふかふかしている土、その逆で粘土のように硬い土、水をかけるとすぐ染み込んでいく土、その逆でなかなか染み込まずに土の上に水が溜まる土など種類は様々です。
土が硬いと苗の根っこは広く伸びませんし、水分を含み過ぎて通気性が悪い土だと根腐れといって根が腐ってしまい生長が止まってしまうので注意が必要です。
実際に良い土を選ぶにはどのようにすればいいのかというと、水はけや保水性がよくなるように自分が好きなようにいろいろな特徴を持った土を配合して手作りする、又は初めからいろいろな用土が配合されていて水はけや保水性が適切に調整されている培養土という土を購入するかの2つの方法があります。
土を配合する割合の目安としては、赤玉土を6割、バーク堆肥・腐葉土を3割、バーミキュライトを1割程度混ぜ合わせて、水はけ、保水性、通気性、肥料持ちが良くなるように調整してください。
植物質の土壌改良材を入れると微生物の活動が活発になるので、基本用土(赤玉土、黒土など)には、バーク堆肥、腐葉土を必ず混ぜ合わせることがコツです。
種まきから野菜を栽培して、大きく強く育て、おいしくいただきましょう。
カテゴリ:秋のイベント