収穫が楽しみなさつまいも栽培☆大きく甘~く育てる方法って?

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現代の食にスーパーの存在は欠かせませんが、食べ物がどうやってできるか、という点において、子供たちには野菜の育て方を学んでほしいものです。

 

 

野菜を育てるにはどれだけの手間や時間が掛かっているのか、一度は体験することで食べ物のありがたさもわかってくるのではないでしょうか?

 

そのために、幼稚園などでイモ掘りを経験した人も多いでしょう。

 

春に自分たちで苗を植えて、秋にはたくさんのさつまいもを収穫し、ホクホクとしたおいしい焼き芋をみんなで食べるのはとても楽しい思い出になります。

 

さつまいもの栽培は初心者にも簡単で、難しい点は少ないのですが、大きくて甘く育てるにはやはりコツがあります。

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植える苗を買う場合には茎が太く葉の色が良いものを選び、買ってきてそのまま植えずに、植え付けの前日からバケツに水を入れて、苗の根本の切り口をつけて吸水させておきましょう。

 

さつまいもは荒地でも育つ丈夫な植物なので、肥料は少なめにして畑はよく耕しておきましょう。

 

マルチシートを利用するとさつまいもが大きく味も良く育つとともに、雑草を防いだり、収穫の際の作業も容易にしてくれるので、活用してみるとよいでしょう。

 

さつまいもは苗の植え付け方法で数や大きさに差が出てきます。

 

苗を水平に寝かせて植える水平植えにすると、イモの数が多くなります。

 

根がしっかりと根付くまでは水をやり、土が乾燥しないように気を付けましょう。

 

逆に根付いてからはあまり水やりの必要はありません。

 

 

手塩にかけたのにがっかり…さつまいも栽培 失敗の原因教えます!

 

さつまいもの栽培で失敗しやすいポイントとして2つの点があげられます。

 

1つはさつまいもを植える土の肥料分の問題です。

 

荒地でも育つ丈夫な植物だと述べましたが、窒素が多い土地だとつるにばかり栄養分がいってしまい、葉が茂って肝心のイモの方に栄養分がまわらなくなってしまいます。

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これを「つるぼけ」といい、つるぼけさせないためには肥料をあまり与え過ぎないこと、特に窒素肥料は控えましょう。

 

もう1つは伸びてしまったつるの処理をしっかりとしておかないと、伸びたつるからも根が生えて栄養分を取り込んでいきます。

 

苗を植えてから2カ月ほどでつるが伸び始めてきますので、節から伸びた根をひきはがす「つる返し」を行いましょう。

 

「つる返し」を行わないと葉に栄養分を取られてつるぼけしてしまうので、定期的につるを持ち上げてひっくり返して、葉の上に乗せていきましょう。

 

甘くておいしいさつまいもができたらいいな☆栽培のコツと最適な収穫の時期教えます!

 

 

 

さつまいもの植え付けには地温が15℃以上になる5月~6月頃が適しており、苗を植え付けた直後、しっかりと根付くまでは水やりをしましょう。

 

根付いてからの水やりはそれほど必要ありません。

 

土の表面が完全に乾いたら水やりをする程度で十分です。

 

あまり水をやり過ぎると腐ってしまう可能性がありますので、注意しましょう。

 

一般的なさつまいもの収穫時期は10月の中旬~下旬とされ、植え付けから110〜120日で収穫できます。

 

収穫するのが早過ぎると味が悪く、遅過ぎると色や形が悪くなってしまいます。

 

霜にあたってしまうとイモが傷んで保存性が悪くなります。

 

収穫の日は雨が降った後はイモが水分を吸っていたみやすくなっているので、晴れの日が続いた後に行いましょう。

 

まとめ

 

さつまいもは2~3週間貯蔵しておくと、より甘みが増しておいしくなりますが、イモ掘りをしたらすぐに食べたくなりますよね!

 

栽培のコツや失敗しやすいポイントを押さえて、収穫した日だけでは食べきれないくらいたくさんのさつまいもができるように育てていきましょうね!

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カテゴリ:秋のイベント 

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