長崎を訪れた際に、ぜひ足を運んでいただきたい場所が長崎原爆資料館です。
終戦間近になぜ長崎に原爆が投下されたのか、経緯や被害の状況、復興までの歩みを、写真や残された被爆資料から知ることができる貴重な場所です。
今回は、長崎原爆資料館に展示されている画像の詳細や、入場料や見学に要する時間を詳しくご紹介します。
原爆資料館の長崎の画像の怖さとは!?心構えとして知っておこう
原爆資料館に展示されている資料や画像は、当時の様子を知る貴重な資料ばかり。
資料のなかには、原爆の熱線で火傷を負った人の画像のように、目を覆いたくなるようなものもあります。
初めて訪れる方からは「展示されているのは怖いものが多いんじゃない?」という声も聞かれます。
そんな方に向けて、原爆資料館の画像は怖いのか?
心構えが必要なのかをご説明していきましょう。
原爆資料館の展示画像には、正直怖いものや被害状況が生々しく写っているものがあります。
展示スペースの照明が薄暗いのも影響しているように感じます。
実際に私も展示資料を見たことがありますが、「怖い」「見たくない」という印象を持ちました。
当時小学生だったので、なおさら怖い写真があったという印象が今でも強く残っています。
写真以外にも、当時の様子を絵で表したものも展示されています。
展示写真は白黒ですが、絵になると色を使っているため、よりリアルなイメージを持ちました。
しかし、怖いものや生々しい画像ばかりではありません。
原爆直後の街並みと現在を比較した写真や、復興の様子を写した画像も数多く展示されています。
展示資料を見学する前の心構えとしては、恐怖や生々しさを感じる画像もあると思っていてください。
でもそればかりがすべてではなく、長崎原爆資料館でしか見られない貴重な資料も多く展示されていることを知ったうえで、見学されることをおすすめします。
原爆資料館の長崎の画像を見学するには?入場料や必要な時間を紹介
長崎原爆資料館を見学するには入場料が必要です。
入場料は、
個人・・一般200円、小中学生・高校生100円
団体(15人以上)・・一般160円、小中学生・高校生80円
小学生未満は無料です。
開館時間は、
4月、9月~翌年3月・・8:30~17:30(最終入館は17:00)
5月~8月・・8:30~18:30(最終入館18:00)
8月7日~9日・・8:30~20:00(最終入館19:30)
月ごとや、長崎原爆の日前後は時間が異なりますので、事前に確認することをおすすめします。
原爆資料館内を見学するのにかかる時間の目安は、1時間から長くても2時間くらいです。
あくまでも目安なので、じっくりと見学したい方はそれ以上に時間を要するでしょう。
また、8月9日の長崎原爆の日の前後が最も来観客が多く混雑する時期です。
観光客だけでなく、夏休み期間中なので宿題のために来館する小学生も多い時期ですね。
見学に最適な時間帯は、開館後から11時頃の午前中が比較的空いていてゆっくりと見学できますよ。
時期や時間帯を参考にして来館してみてください。
まとめ
原爆資料館には怖い写真が多いと思い、来館をためらう方も多くいらっしゃるようです。
私も小学生の時は見学したくない気持ちが強く、見学後も暗く怖い印象が残っていました。
しかし大人になった今は、原爆資料館で様々な資料を見ることができてよかったと感じています。
怖かったですが、実際の被害状況や被爆者の思いを深く知ることができました。
戦争を体験していない私たちは、残された資料からしか戦争や原爆の悲惨さを知ることができません。
悲しい出来事を二度と起こさない、風化させないためにも、原爆資料館に足を運んでいただきたいです。