甘くてホクホクしたサツマイモは、おやつにも最適でお子さんはとっても好きですよね!
小さい頃にイモ掘りに行った思い出がある人も多いのではないでしょうか?
サツマイモを家庭でも栽培したいと思ってもベランダや庭でも育つのか、失敗せずにちゃんと収穫できるのか、始める前は不安もあるかと思います。
サツマイモはそんな不安を吹き飛ばしてくれる、まさに初心者向けの野菜です。
とても丈夫な野菜なので、お子さんにも簡単に栽培できます!
サツマイモはヒルガオ科サツマイモ属の植物でさまざまな品種がありますが、育てやすさにも定評がありのが、定番品種の「ベニアズマ」や「鳴門金時」です。
食べるという点でいうと人気があるのは、水分が多くねっとりとしてまるでスイーツのような「安納芋」の人気が徐々に高くなっています。
イモ掘りをしたことがある人は、サツマイモがどのようにして植えられているかなんとなくわかるかと思いますが、畑など広い場所があれば苗を横にした水平植えや船底植えなど収穫量が多い植え方ができます。
ですが、家庭菜園では広い場所を取るのは難しいので、垂直植えや斜め植えをおすすめします。
垂直植えや斜め植えをすれば、大型のプランターや麻袋を使っての栽培が可能なので場所を取りません。
苗やプランター、土や肥料など、サツマイモの栽培に必要な道具をそろえたら、植え付けていきましょう。
長方形のプランターに1~2株の苗を葉の部分がプランターのふちにかかるくらいの位置で斜めに置き、葉の付け根まで上から土をかぶせます。植え終わったら水をたっぷりとあげましょう。
サツマイモを植える工程は、ちょっと拍子抜けするくらい簡単なのです。
荒地でも育つため、市販の培養土を使えばすぐに植えられます。
乾燥に強いさつまいもですが…水やりの頻度と量を守って上手に育てよう
サツマイモは中南米の乾燥地帯が原産なので、高温や乾燥に強く、逆に湿気に弱いという特徴があります。
水はけや通気性、日当たりに気を付けていれば、水やりはさほど必要ありません。
むしろ毎日水やりをすると病気にかかりやすくなったり、腐ってしまう可能性があります。
植え付けをしてしっかりと根付くまでは、活着性を高めるために毎日の水やりが大切ですが、根付いた後は乾燥気味でも成長していくので、土の表面が完全に乾燥してからの水やりでも十分です。
夏場は少し注意が必要ですが、初心者は水のやり過ぎで失敗してしまうことが多いので、基本的にはあまり水やりをしないように気を付けましょう。
家庭でできるさつまいも栽培♪子供と一緒に手入れして楽しもう!
植物の栽培での手入れでお子さんと一緒にやりやすいは、水やりが一番に思いつくかと思いますが、あまり水やりが必要ないサツマイモでは、他の手入れをお子さんと一緒にやっていきましょう。
サツマイモの手入れはつる返しと呼ばれる、土についているつるを持ち上げてまとめて積み上げる作業があります。
サツマイモは伸びたつるの節から新たに根をはって土から養分を得ようとして、つる返しを行わないと実に行くべき栄養が分散されてしまいます。
プランターなど新たに根がはる場所が少ない場合には、あまり必要はないかもしれませんが、伸びたつるが邪魔になることもあるので、あまりにも伸びてしまった場合には切ってしまっても大丈夫です。
まとめ
サツマイモの植え付けは5月~6月にかけて行い、秋になって10月の中旬~下旬にかけて葉が黄色くなったら収穫できます。
初心者向けの野菜とはいえ、植物を育てるのは根気がいります。約半年間の間、自分で世話をした野菜を収穫する楽みは格別でしょう。
大きくて甘いサツマイモができるといいですね!
カテゴリ:秋のイベント