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医療事務の仕事ってちょっと専門職なのでどんな仕事をしているか分からない・・・。
といった声も多いですよね。
医療事務と言われて一番先に浮かべるのは「受付のお姉さん」じゃないですか?
ただ受付の中で何をしているかまでは分からないですよね。
その中の働きについて紹介します。
医療事務のお仕事はどんな内容?詳しく知りたい!
医療事務のお仕事のイメージってどんなものがありますか?
イメージとして、思い浮かべるのは病院の受付に居る事務員さんのことだと思います。
そうです、その事務員さんが医療事務です。
その医療事務員さんたちがなんのお仕事をしているかというと、主な作業は患者さんの受付・会計ですね。
患者さんが来院し、診察券・保険証を預かって、患者さんの容態も聞きます。
先生にどのような症状で来院したかを伝えるため、患者さんからの聞き取りはかなり重要になってきます。
症状によっては診察の順番も変わることもあるので、見た目は軽症でも、重症化する場合もあるので、しっかり患者さんに症状を聞き、待合室にいる間の患者さんの様子もみるといいですね。
受付が終わり、先生の診察も終わり、最後には会計が残っています。
診察が終わると、先生からカルテが回ってきます。そして、そこに書いてある診察内容のものを計算して、会計金額が出てきます。
今の病院はたいていPCソフトで計算しますし、計算はPCソフトが自動でやってはくれますが、病院それぞれの科によっての術項目・診察項目があるので、病院に勤めたら科の専門項目は覚えておくのがいいでしょう。
会計を済ませたら、終了となります。これで一通り終わりですが、医療事務の仕事は他にもあります。
カルテの整理や、病院内を清潔にしておくような仕事もあります。
病院によって違いますが、紙カルテの場合、診察が重なることで、その分カルテの紙も増えて、分厚いカルテになってしまいます。
なので、それを薄くしたり、治療が終了した病名を消したりと、カルテの整理を行います。
今の病院では、電子カルテを取り入れているところもあります。
あとは、もちろんですが、病院は清潔にしておかなければなりません。
病院内の掃除するスタッフは居る場合もあるので、そのほかで清潔に保っておくことは、玄関の靴やスリッパを整理する、本棚の本を整理する、トイレ周りを清潔にしておくようなことがあります。
病院の大きさにもよりますが、清掃スタッフが清掃するのは1日1回、2回程度です。
なので、スリッパ、本は乱れていたら整理する。
トイレも汚れた場合はきれいにするなどして、清潔に保てるようにします。
そして、医療事務で一番大変なのが、月末にやってくるレセプトです。
レセプトとは、ひと月分の診察内容をチェックし、間違いがないかを確認する仕事になります。
翌月の10日提出になりますので、月末から10日までに、その月かかった患者さんの診療内容をすべてチェックします。
計算ミスや、入力忘れなどの間違いを訂正し、修正します。
これを医療事務だけで行うので、大変時間のかかる作業になってきますし、場合によっては残業するなんてこともあります。
医療事務の仕事でもお薬は扱うの?薬局との関係は?
診察がすべて終了すると、次にあるのがお薬の処方です。
お薬に関しては、病院によって違います。院外処方と院内処方の2パターンがあります。
院内処方は、かかった病院内で処方されるもの、院外処方は病院とは別の場所で処方させるものになります。
院内処方の場合だと、医療事務がかかわることがありますが、院外処方ですと、病院外になるので、処方箋を出し、近くの薬局等を案内しつつ、患者さんにお薬をもらうように説明します。
お薬に関わることのない院外処方だとしても、病院で出すお薬はたいてい決まっているものなので、この効能にはこれを処方する。
など、パターンを覚えておくと、患者さんにも説明しやすいし、自分でもカルテ整理等をするときに便利になってきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。医療事務ってどんな仕事なのか、理解していただけましたか。
事務以外にもたくさんの業務もあり、患者さんとのコミュニケーションも大切になってくるこの仕事は、とてもやりがいのあるお仕事だとおもいます。
少しでも興味がある方は、これを読んで。医療事務について知っていただき、お仕事の選択の一つに入れていただけると嬉しいです。
医療事務のお給料は、どのぐらいなの?
医療事務のお給料は安いって本当?
今回は医療事務のお給料について、お話します!
医療事務のお給料、みなさんはどのぐらいを想像しますか?
イメージとして、医療という言葉が入ると、先生や看護師、病院のイメージがあるから、お給料も高いって想像しがちですが、医療事務はただの事務員さんにすぎません。
なので、もちろん医療行為も行えませんし、業務内容な会社の事務員さんとなんら変わりはありません。
なので、医療事務といっても、難しい業務はなく、お給料も安い方だと思います。
お給料の金額は病院それぞれで違います。個人病院でも、高いところ、安いところもあれば、総合病院だからといって、お給料がいいわけでもありません。
なので、お給料に関しては、きちんと求人資料に目を通して、確認しておいたのがいいでしょう。
一つ言えるのは、総合病院はだいたいお給料が平均して、同じぐらいですが、個人病院はピンからキリまであります。
なので、個人病院に注目している方は、特にお給料の方を見比べてみるといいでしょう。
医療事務のお給料の平均は、大体14~16万程度とおもっておくのがいいでしょう。
もちろんそれより安いところもあれば、高いところもあります。
ここから、手取りと考えるともう少し安くなります 。ただお給料だけに目がくらんで、職場を選んでしまうのはやめましょう。
その病院の特色や科にも注目し、自分が働ける病院かどうか見極めるのも大切になってきます。
基本的に医療事務は残業があっても、たいして残業時間はありません。
毎日、診療時間は決まっていますし、その時間までに受付し、その後残っている患者さんを診察したら終了になるので、3時間も4時間も残業にはなりませんし、毎日残業あることも無いに等しいです、なので、お給料は基本給で考えておくのがいいですね。
残業はあってもないようなものと考えておくのがいいでしょう。
ボーナスに関しては、やはり病院それぞれかなり変わってきます。
総合病院に関しては、平均的にみんなたいして差はないと思いますが、個人病院は差がはっきりしてきます。
個人病院のいいところは組織的ではなく、個人的にやり取りできることです。
個人病院では、事務長、院長とも直接関わりあってきますし、直接的に仕事に関して見られることもありますので、個人個人への評価もつけやすいので、ボーナスに大きく響くこともあります。
総合病院でも、個人への評価は見られますが、お給料の数字は平均値ですので、周りとの差はたいしてないでしょう。
お給料アップはあるの?
お給料アップについてですが、これはどこの病院もあります。
ただ、はやり病院によってそれぞれアップの仕方も変わっていきますし、増え方も変わってきます。
医療事務は特に資格がなくても、できる仕事になるため、今はやりの資格を取ったらお給料に反映なんてことは、あまりないでしょう。
お給料アップの方法は、在勤期間が長ければ長いほど、徐々に上がっていくシステムが多いですね。
なので、なかなかすぐにお給料がアップすることはないでしょう。
そして、医療事務には大きい病院でない限り、役職もありませんし、役職ボーナスでお給料が上がることもありません。
お給料自体がアップしなくても、ボーナスがアップすることもあるので、お給料が少ないからと言って、落ち込まないでください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はあまり周りには聞きづらいお金の話。
お給料に関しては気になるけど、なかなか聞きづらいところがありますよね。
そのお金の関する疑問が少しでも解けたなら嬉しいです。
これからの就職に一つお役に立てることを願っています。