医療事務の未経験で面接に合格して体感した仕事内容や本音を紹介!

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医療事務の仕事は、休みがしっかりとれて、福利厚生もしっかりしたイメージがあり働いてみたいと思う方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、医療現場の特殊な職業というイメージもあり、求人に応募することを迷っている方もいるのではないでしょうか?

 

そこで、私が体験した医療事務の面接時の内容と、実際に働いてからのメリット・デメリットについてお伝えしたいと思います。

 

迷っている方は参考にしてくださいね。

 

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医療事務の志望動機や仕事内容についての考えは未経験の時の面接でこう答えました!

 

 

「未経験で資格もないけれど面接を受けても大丈夫なのかな?」と、私も面接を受ける前は思っていました。

 

大人になるまで病院で診察を受けることが少なかったため、「初診料と再診料って何なの?」と思うくらい診察料に関して知識がありませんでした。

 

しかし、こんな私でも面接を受けることができました。

 

もし今、悩んでいるのであれば思い切って面接を受けてみてはいかがでしょうか?

 

面接の時は、履歴書を提出して、1時間ほどの筆記テストを受けました。

 

筆記テストの内容は医療に関係することではなく、一般常識を問われるものでした。

 

総合病院など大きな病院では委託している派遣会社が作成した筆記テストを受けることが多く、クリニックなど小さい病院では筆記テストは行わない場合が多いそうです。

 

コンプライアンスに厳しい世界なので、一般常識は必要かなと思いますが、私はこの筆記テストが全くできませんでした。

 

就職してから他の方からお聞きしましたが、空白ばかりで余程ひどい解答でなければ合格できると聞きました。

 

面接はどのようなことを質問されるのか気になりますよね?私も何を聞かれるのかな?と不安でした。

 

私が質問されたことをまとめてみました。

 

緊張すると思いますが、少しでも落ち着いて答えられるように志望動機などを整理して、すぐに答えられるようにしておくと良いと思います。

 

質問① 志望動機について

 

当然の質問と思いますが、まず志望動機について聞かれました。

 

私は、子供たちが保育所や学校に行っている間に働きたいこと、病院が休みの日はしっかり休みが取れると思ったことなどを伝えました。

 

勤務時間がきちんとしていて残業が無いイメージがあることも併せて伝えました。

 

なぜ医療事務の仕事を選んだのか、なぜこの病院の求人に応募したのか、理由をはっきり言える準備が必要だと思います。

 

病院の場所が近いので通勤時間がかからないと思ったなど、勤務場所について話すのも良いと思います。

 

 

質問② 仕事の経験について

 

今までにどのような仕事の経験があるのか聞かれました。

 

履歴書だけでは仕事内容について分からないので、聞かれることも多いと思います。

 

私は、以前は事務職をしていたこと、出産してから子育てのために辞めたことを伝えました。

 

医療事務の仕事は未経験でも、今までの仕事で学んだことを活かせるような話し方ができると良いと思います。

 

質問③ パソコンのスキルについて

 

パソコンをどのくらい使えるのか聞かれました。事務職をしていたのでパソコンの経験が有り、簡単な操作ができることを伝えました。

 

医療事務もパソコンを使って患者さんのカルテなどを管理しているので、ワードやエクセルが少し使えるほうが良いと思います。

 

入力内容は仕事をしながら覚えられることなので、基本的な操作ができるようにしておくと早く仕事を覚えられると思います。

 

質問④ 質問したいこと

 

最後に「何か聞きたいことはありますか?」と聞かれました。

 

私は、子育てをしながら働くので残業があるか?ないか?と、子供の行事や体調不良で急に休ませてもらえるのかどうか?を質問しました。

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疑問に思っていることや悩んでいることは質問した方が後から困らないので、どんどん聞いて働く意欲を見せるようにすると良いと思います。

 

 

医療事務の仕事内容について同僚も感じていた本音をぶっちゃけ!

 

「医療事務の資格は取っておいた方が良いのかな?」と悩みますよね。

 

もちろん、資格を持っていれば採用に有利となる場合もあります。クリニックで働く場合は、資格と経験が優遇されるところも多いようです。

 

また、医療機関によっては、医療事務の資格を持っていると「資格手当」が付くことがあり、資格の種類や勤続年数によってお給料に反映されます。

 

しかし、派遣会社に委託している大きな病院などは、逆に資格を持っていない方が良い点もあります。

 

実際に働いてから知ったことですが、その派遣会社が出している通信教育で資格を取らなければ「資格手当」が貰えないこともあるそうです。

 

職場の同僚に、面接を受ける前に必死で医療事務の資格を取ったのに、いざ就職したら「資格手当」が付かなかった!という方もいました。

 

資格は仕事をしながら勉強して取ることもできるので、慌てなくても良いと思います。

 

医療機関によって「資格手当」が付くことを覚えておくと良いと思います。

 

月に1,000円の手当でも、ちょっとでもお給料が多い方が良いのが本音ですよね。

 

医療事務の仕事に就いてメリットと思っていることは、残業があまりないことです。

 

急ぎの患者さんがいない時、レセプト業務が無い時は、しっかり定時で終わることができるので助かっています。

 

この点は、子供さんを保育所や学童保育に預けて働いている方には魅力的なことではないでしょうか?

 

また、意外に思われるかもしれませんが、人間関係が良好なこともメリットになると思います。

 

医療現場はチームワークが必要なので、女性ばかりの職場でも協力的に働くことができます。

 

どこの会社にもあると思いますが、女性は陰口が好きなので陰で何か言われていることも考えられます。

 

しかし、何を言われていても仕事に支障がなく、自分の耳に入ってこないことは気にせず割り切って働けば良いことと思っています。

 

デメリットと思っていることは、レセプト業務が忙しい時期は夜10時まで残業をしたり、土日に出勤しなければいけないこともあります。

 

このレセプト業務は医療事務の仕事の中でもとても重要な仕事になります。

 

病院で患者さんが診察を受けた後、カルテを見て診察内容を確認して医療費や保険適用額を計算して会計を行います。

 

患者さんに請求する金額の他に、患者さんが加入している保険負担分の請求をまとめる業務をレセプト業務と言います。

 

レセプト業務は、毎月患者さんごとにレセプト(診療報酬明細書)を作成し、診療内容を確認し、診療報酬の点数をまとめて、決められた期日までに審査支払機関へ提出しなければなりません。

 

医療保険制度に基づいて作成するので専門知識が必要となり、レセプトの間違いは診療報酬の支払いが遅れることになり、病院の収入にも影響を与えるので慎重に行う業務です。

 

医療事務スタッフ全員で確認しながら進めるので、どうしてもレセプト業務の忙しい時期は残業になってしまうことが多いです。

 

このデメリット以外は、とても働きやすい仕事だと思います。

 

女性ばかりの職場なので、子供が急に熱を出してお迎えに行く時も、すぐに帰らせてもらえるなど子育てに理解をしてもらえることは有難いことだと感じています。

 

子育てをしながら仕事をすることは、仕事内容はもちろん重要ですが、勤務時間も重要だと思います。

 

病院によっては午前のみ、午後のみの勤務が可能です。

 

私は医療事務の仕事に就いてみて、本音を言うと資格はいらないのではないかな?と感じています。

 

迷っているのであれば、資格を取ることよりも、まず求人に応募して、一度じっくり仕事内容を聞くつもりで面接を受けてみることをおすすめします。

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カテゴリ:医療事務について 

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