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医療事務は、女性の就職・転職・社会復帰に人気のある職業です。
「専業主婦からもう一度社会復帰したい」「子供がいても働きやすい」などの理由から、資格取得を目指す方が多くいます。
医療事務の資格取得を目指す方は、「通学」「通信」「独学」のどの方法が自分に合うか悩みますよね。
今回はそんな方に向けて、医療事務講座を開催している「ニチイ」で資格取得を目指す方法や、就活時に気をつけることなどについてご紹介いたします。
ニチイの通信講座で医療事務の資格を取るには?
医療事務の資格取得を目指す方の多くは、最初講座のパンフレットを取り寄せますよね。
通学か通信のどちらで勉強しようか悩まれることでしょう。
「通学」は、授業がある日に教室に通って勉強をします。
授業日も週1または2回と決まっていて、日にちと時間に都合をつける必要があります。
授業は昼間コースと夜間コースがありますが、会社勤めや子育て中の主婦にとっては時間の都合をつけて両立するのは難しいですよね。
そんな方には、時間や場所の縛りがない通信講座で勉強するのがおすすめです。
「ニチイ」は、医療・福祉・保育関連の事業を行っている会社です。
ここではニチイの医療事務通信講座についてご紹介しますね。
ニチイの医療事務通信講座では、メディカルクラーク(医科・医療事務)の資格取得に向けて勉強し講座終了後に試験を受けます。
受講料もニチイの医療事務講座の中で最も安く、60,480円(税込み)です。
自宅でマイペースに学習を進めたい人、できるだけ費用を押さえたい人におすすめですよ。
受講期間は最短で1.5か月~3か月が目安とされていますが、受講期間内に講座を修了できなくても無料で期間の延長ができるサポート体制が組まれています。
その他ニチイの通信講座のサポート体制には、
・職場見学(ニチイの契約医療機関の訪問し見学できる)
・講師の担任制(メールや電話で質問可能。担任講師から月二回程度アドバイスが受けられる)
・無料復習制度(資格試験に不合格だった場合に限り、修了後1年以内は合格まで何度でも授業を聴講できる)
・編入制度(受講途中で通信から通学へ学習スタイルの変更が可能)
・無料聴講制度(通信でも、受講期間中3回まで通学講座に参加可能)
・質問回答システム(受講生専用ウェブサイトの質問機能・電話・FAX・郵送で何度でも講師に質問ができる)
・添削アドバイス(採点だけでなくアドバイスも受けられる)
このような充実のサポート体制が整っているので、一人で勉強する通信講座に不安を持っている方も安心して受講できますよ!
医療事務の資格は種類がある!?ニチイで取得できるのはこれ!
ニチイでは医療事務講座修了後、さらに医療事務の専門的知識や接遇、さらなるスキルアップを目指した資格取得講座が用意されています。
・医科コンピュータ
現在医療機関は電子カルテを導入しているところが増えています。
パソコン操作や医療事務で必要な入力業務を事前に身につけておくことで、就職後スムーズに業務に当たることができますよ。
目指す資格:メディカルオペレーター(医事オペレーター)
・コンピュータ調剤
医療事務講座修了後、医科コンピュータと調剤専修コースの両方を受講し資格取得を目指します。
診療報酬と調剤報酬の両方を学び資格を取得することで、病院・調剤薬局のどちらでも働くことができますよ。
目指す資格:メディカルオペレーター(医事オペレーター)、調剤報酬請求事務技能検定
・医科・歯科コース
医療事務に必要な専門的知識やスキルを勉強した後、医科と異なる歯科特有の専門的知識を身につけます。
両方の資格を取得することで、医科医院と歯科医院のどちらにも就職が可能になり、就職先の幅が広がりますよ。
目指す資格:メディカルクラーク(歯科・医療事務)
・医科コンシェルジュ
医療事務は診療報酬の業務だけでなく、受付で患者さんと接する業務もあります。
患者さんへの接遇を専門的に学び、コミュニケーション力をつけることを目的としています。
目指す資格:メディカル・フロント・コンシェルジュ技能検定
個人病院の医療事務は「なんでも屋」!?
医療事務の資格を取得すると、いよいよ就活です!
しかし医療事務の募集内容の多くが、「経験者優遇」「資格取得者優遇」の条件を提示しています。
大学病院や総合病院のような大規模医療機関は、医療事務の職員は派遣を採用していたり求人が少ない傾向にあります。
そのため個人病院を候補に挙げる方も多いようです。
大規模病院の医療事務は業務が分業化されていますが、個人病院の場合は医療事務全般を少ないスタッフで行います。
そして医療事務の業務以外にも掃除や、物品の整理整頓、日用品の買い出しなどを医療事務スタッフが行うことが多いようです。
なかには、医療スタッフ(医師・看護師)の御用聞きを行っていたという経験者もいます。
医療事務で入ったのに、雑用係やなんでも屋になってしまった理想と現実のギャップにより、離職する人も少なくありません。
全ての個人病院がこのようなケースではありませんが、経営者によってはひどい状況があることは現実のようです。
個人病院の医療事務として働くメリット
個人病院の医療事務スタッフは、医療事務の業務以外にもこなす仕事があるとお話ししました。
「雑用係」や「なんでも屋」というマイナスのイメージを持った方もいたでしょう。
しかし悪いことばかりではありません!
個人病院では医療事務の全業務に携わるので、業務の流れを把握することができます。
経験を積むことで、受付からカルテ管理、レセプト業務、会計と、どの業務も正確・迅速にこなせるようになります。その経験は自分のスキルであり財産です。
もしも転職を考えたときには、この経験・スキルが武器となり、再就職先でもスムーズに業務を行えます。
個人病院はスタッフの数が少なく日常の掃除や買い出しはどうしても医療事務スタッフが行うことになるようです。
しかしその経験も必ず生かせるときがやってきますよ。
マイナス部分ばかりに目を向けず、経験が自分の財産になるプラスの面にも目を向けてみませんか?
医療事務未経験者が仕事を探すときに注意すること
医療事務未経験者に限らず、医療事務の求人を探すときに注意するポイントをご紹介します。
1つ目は、残業の有無です。
医療事務では毎月、レセプト(診療報酬請求)提出期限が定められています。
期限間近の月末から月初めにかけては業務時間終了後に残業をする場合があります。
子育て中の方は子供のお迎えや帰宅後の食事の準備で、残業が難しいこともありますよね。
求人検索時や面接時には、面接時に残業を減らしてもらうことが可能かどうかの確認をしておきましょう。
2つ目は、希望する病院の雰囲気や求人が頻繁に出ていないかのチェックをしましょう。
病院の評判が悪いと来院する患者さんも少ないですよね、そして求人が頻繁に出るということはスタッフが長続きしない証拠です。
このような病院は、できれば避けた方が良いでしょう。
まとめ
医療事務の通信講座は、会社勤めの方や子育て中の方におすすめ資格取得方法です。
同時にパソコンや調剤、歯科などの資格にも挑戦すると、さらに就職先の幅が広まります。
長く働くためにもスキルアップを目指してみませんか。