長崎のお盆の風物詩といえば精霊流し!
全国的に有名で、長崎出身のさだまさしさんの名曲「精霊流し」のモデルになりました。
毎年全国各地から多くの見物客が訪れられますが、みなさんその光景に驚愕されます!
その理由は、あらゆるところから鳴る凄まじい爆竹の音です。
今回は、長崎の精霊流しの特徴や見物時の注意点、交通アクセスなどをまとめていきます。
長崎の精霊流しは交通規制あり!車利用の人は注意して
8月15日に行われる長崎の精霊流しは、とにかく派手で騒がしいお祭りのよう!
毎年初盆を迎える家庭がつくる精霊船の数は、長崎市内だけで約1500隻と言われています。
精霊船が通るメインストリートは、思案橋から県庁坂、大波止方面の長崎市中心部一帯です。
開催時間は17:00ごろから20:00ごろとされていますが、それより前に市内には精霊船が出始め、爆竹も鳴っています。
そのため当日は、車の利用はおすすめできません。
また、長崎市内では大がかりな交通規制が行われています。
当日の交通規制は18:00ごろから始まり、全面解除されるのは23:00ごろです。
通行止めにならない区間でも、公共交通機関の路面電車やバスのダイヤも変更されるので、事前に通行止め区間や規制ルートを確認しておくと慌てずにすみますよ。
レンタカーを借りて長崎観光や精霊流しの見物を考えている方は、慣れない道に合わせて交通規制もあるので、控えた方がよさそうですね。
どうしても車で行く場合は、爆竹が飛んでくる可能性があるので、車の窓は閉めておきましょう!
長崎の精霊流しの時間は長い!?道路からでも見物できます!
さきほどもご紹介したように、長崎市内での精霊流しは夕方から夜の時間帯をメインに行われます。
ところが長崎市内全域から精霊船がはこばれてくるので、精霊流し会場まで距離が遠い家庭は、昼過ぎの早い時間から精霊船を出されます。
それに伴って市内のあちらこちらからは、ハンパない爆竹の音が鳴り出します!
爆竹はもともと、中国で魔除けの意味を持つとされていました。
それが起源となり、長崎の精霊流しでも精霊船が通る道を清めるために鳴らされ始めたと伝えられています。
今でももちろんその起源はのこっていますが、長崎の精霊流しイコール大量の爆竹というイメージが強くなっていますね。
毎年、全国から多くの方が精霊流しの見物に足を運ばれます。
見物する場所は、精霊船の通る道路脇の歩道がよく見え迫力がありおすすめですよ。
しかし、大量の爆竹が鳴らされているので、どこに飛んでくるかわかりません。
見物客の方に飛んで来て火傷をする可能性もあります。
こればかりは予想がつきませんが、十分注意して見物してくださいね。
そして、長時間見物される場合は、耳栓があるといいですよ!
大量の爆竹が長時間、それも近くで鳴っていると、耳が痛くなります。
精霊船を運ぶ方や警備にあたる警察官も耳栓をしています。
当日は耳栓を販売しているお店やコンビニもありますよ。
まとめ
いかかでしたか?
8月15日はお盆と夏休み期間中ということで、長崎には多くの観光客の方が訪れられます。
他では見られない、長崎の風情ある精霊流しを見に来たという方も大勢いらっしゃるでしょう。
しかし実際見物した方からは、市内の交通状況や会場の様子が想像以上だったという声を耳にします。
ご紹介したように、安全に精霊流しを実施するためには通行止めや交通規制がされています。
そして大量の爆竹対策には耳栓の使用が効果的です。
これらの情報を前もって知っておくだけで、精霊流しをより楽しんで観ることができるのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてくださいね!